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ヨドバシ・ドット・コム、初の顧客満足年間1位に 20業種50企業・ブランドを 「JCSI 日本のリーディングブランド2024」に選出  2024年度JCSI年間調査発表

ヨドバシ・ドット・コム、初の顧客満足年間1位に
20業種50企業・ブランドを「JCSI 日本のリーディングブランド2024」に選出
2024年度JCSI年間調査発表

 

株式会社日経リサーチが利用推進パートナーとなっている「JCSI(日本版顧客満足度指数)」の2024年度調査で、顧客満足スコアが上位50位以内に入った20業種50企業・ブランドを、「JCSI 日本のリーディングブランド2024」に選出しました。

JCSIは日本最大級の顧客満足度調査で、24年度は全27業種の246企業・ブランドについて調査・分析しました。「日本のリーディングブランド2024」のTOP10は次の通りです。

 

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24年度のTOP10は23年度と大きく変わりました。初の年間1位に輝いたのは、23年度2位だった通信販売のヨドバシ・ドット・コム。通信販売は4位にオルビス、9位にファンケルオンラインが入り、TOP50でも23年度の6企業・ブランドから24年度は10企業・ブランドに増えて全体の5分の1を占め、業種別で最多となりました。

2位は劇団四季が23年度の3位からワンランク上昇しました。同じエンタテイメント業界で毎年顧客満足のトップを争い、23年度は1位だった宝塚歌劇団は劇団員死亡問題に端を発する23年秋以降の公演中止などが影響したためか、TOP10圏外の29位に転落し、7位だった東京ディズニーリゾートも入園料の値上げなどが響いたのか、12位に後退しました。

3位はシティホテルの帝国ホテルが4位から1つランクを上げましたが、23年度はランキングの対象外だったライバルのホテルオークラが5位に急上昇しました。ビジネスホテルも同点の6位にドーミーイン、10位にリッチモンドホテルが入りました。

業種別で通信販売に次いで多かったのはビジネスホテルと飲食の5企業・ブランドで、シティホテルとエンタテインメントが4企業・ブランドで続きました。23年度からは生活用品店/ホームセンターと各種専門店が消え、新たにコンビニエンスストア(セイコーマート)、近郊鉄道(阪急電鉄)、携帯電話(povo)がランク入りしました。
 
JCSIは09年度の調査開始以来、16周年を迎えましたが、帝国ホテル、阪急電鉄、ヤマト運輸の3企業・ブランドは16年連続で業種別顧客満足1位を達成しました。また、11年度から調査対象になったスーパーマーケットのオーケーとドラッグストアのドラッグストアコスモスは14年連続で、14年度から調査対象になったフィットネスクラブのカーブスは10年連続で顧客満足1位の座をキープしています。

また、JCSIが発表している「顧客満足」以外の指標を見ると、「知覚品質」(全体的な品質評価)、「知覚価値」(コストパフォーマンス)、「ロイヤルティ」(将来の再利用意向)はヨドバシ・ドット・コムがトップ。「顧客期待」(企業ブランドへの期待)は帝国ホテル、「推奨意向」(クチコミ)は劇団四季が1位でした。「感動指標」は東京ディズニーリゾート、失望の少なさを示す「失望指標」はヨドバシ・ドット・コムが首位に輝いています。

 JCSIは米国ミシガン大学で開発された顧客満足度指数をベースに、経済産業省の支援のもと、日本生産性本部のサービス産業生産性協議会(SPRING)が開発した指数で、当社はJCSI開発当初から深く関与してきました。

各業種のランキングは日本生産性本部サービス産業生産性協議会(SPRING)のプレスリリースをご覧ください。
https://www.jpc-net.jp/research/detail/007258.html

当社はJCSIの利用推進パートナーとしてレポートなどを販売するだけでなく、JCSIをベースにしたカスタマイズ調査を企画・設計いたします。

 

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