【kindleで電子書籍を販売中】アンケートデータから「インサイト」を発見できる独自開発のフレームワーク
株式会社日経リサーチはアンケートデータから消費者の「インサイト」を見つけ出す際に役立つフレームワークを独自開発し、これを紹介する電子書籍『顧客を深く知るための2つのマーケティング・フレームワーク: インサイトに繋がる「顧客理解」と「情報収集力」』の販売を開始しました。
アンケートの事前準備に自信のない方、アンケート結果をスムーズな意思決定につなげたい方におすすめします。
今回新たに開発したフレームワークは、お客様の意思決定プロセスに沿ってインサイトを発見するための「ナリキリ・フレームワーク」と、アンケートを行う際、事前に必要な内容を整理できる「リサーチ・ブリーフシート」の2つで構成されています。
電子書籍では「ナリキリ・フレームワーク」を使い、アンケートでインサイトを発見するために必要な要素と聞き出す方法をご紹介しています。
なお、電子書籍をご購入いただいた方には、「リサーチ・ブリーフシート」(excel)と書き方を解説した事例集をプレゼントします。
著者プロフィール
佐藤 邦弘
株式会社日経リサーチ チーフ・データサイエンティスト
早稲⽥⼤学⼤学院理⼯学部研究科修了、法政⼤学⼤学院イノベーション・マネジメント研究科MBAコース修了。⽇本マーケティングサイエンス学会、⼈⼯知能学会所属。
定量+定性を統合した新しいデータマイニング手法「KeyExplorer」を企画立案・開発。
調査データ、テキストデータ、ログデータなど多様な形式のデータ分析およびインサイト発見業務を担当。
電子書籍『顧客を深く知るための2つのマーケティング・フレームワーク: インサイトに繋がる「顧客理解」と「情報収集力」』の内容の一部をご紹介します。
第1章 ナリキリ・フレームワーク
ナリキリ・フレームワークとは
マーケティングにおいて、顧客を理解することは⾮常に重要です。顧客が何を求め、どう選び取るのか。顧客の意思決定のプロセスを理解するために「集めるべき情報」と「つながり」を整理したのが「ナリキリ・フレームワーク」です。
これは⽇経リサーチが⻑年のアンケートデータの分析経験に加え、マーケティングの専⾨家の著作物 ※1 を参考に、試⾏錯誤を経て開発した実践的なフレームワークです。
なぜ、顧客になりきる必要があるのか
マーケティング施策が⽬指すのは「顧客を動かすこと」に尽きます。
では、顧客の何を動かすのでしょう。動かす対象は⼤きく分けて、a.顧客の認識、b.顧客の感情、c.顧客の⾏動、の3つがあります。
a.顧客の認識
商品・サービス、ブランドなどに対する思い込みや固定観念などの「認識」です。
これには「無関⼼」も含まれます。
b.顧客の感情
使っていて「楽しい」「⼼地よい」「せつない」といった「感情」です。
ポジティブとネガティブの両⽅の感情を含みます。
c.顧客の⾏動
商品を⼿に取り、買ってもらう、またサービスなどを試してもらうという「⾏動」です。
この3つを説明するには、元P&Gマーケターの⾳部⼤輔⽒の著書『The Art of Marketing マーケティングの技法』※2 で紹介されている洗剤「アリエール」がいい事例となります。
「部屋⼲しの臭いは菌が原因だ」という認識を広げることで(a.認識)、部屋⼲しの臭いに対する嫌悪感が⽣じ(b.感情)、菌を減らせるアリエールを買ってもらうこと(c.⾏動)に成功しました。これについては後ほど、詳しく取り上げます。
どうやって顧客を動かすか
では、どうすれば顧客を動かすことができるのでしょう。
続きは、ぜひ kindle版『顧客を深く知るための2つのマーケティング・フレームワーク: インサイトに繋がる「顧客理解」と「情報収集力」』でお読みください。
Kindle Unlimited会員は追加料金なし(0円)で、非会員は99円でご購入いただけます。
kindle専用端末、またはPC・スマートフォンにkindleのアプリを無料ダウンロードしてお読みいただけます。
※1 クレイトン M クリステンセン他 (2017)『ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』依⽥ 光江訳、ハーパーコリンズ・ジャパン、佐藤 義典 (2005)『図解 実戦マーケティング戦略』⽇本能率協会 マネジメントセンター、⻄⼝ ⼀希(2019)『たった⼀⼈の分析から事業は成⻑する 実践 顧客起点マーケティング』翔泳社、森岡 毅(2016)『USJを劇的に変えた、 たった1つの考え⽅ 成功を引き寄せるマーケティング⼊⾨ 』KADOKAWA、⾳部 ⼤輔 (2021)『The Art of Marketingマーケティングの技法―パーセプションフロー・モデル全解説』宣伝会議 など
※2 ⾳部 ⼤輔 (2021)『The Art of Marketingマーケティングの技法―パーセプションフロー・モデル全解説』宣伝会議
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