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独自調査データで読み解く先進企業637社の「SDGs経営」力

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  日経リサーチは日本経済新聞社が2019年に初めて実施した「SDGs経営」調査の結果を独自に分析しました。「SDGs戦略・経済価値」「社会価値」「環境価値」などテーマごとの日本企業全体の取り組み状況や、高評価企業の取り組み事例について紹介します。掲載は10回を予定しています。
初回は調査2019年12月2日に日本経済新聞で発表した企業の格付けを掲載します。
社名や業種で企業を選んで比較することができます。

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「SDGs経営」は「SDGs戦略・経済価値」「社会価値」「環境価値」「ガバナンス」の4項目で構成。4項目の合計で総合評価を算出した。

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EX 総合評価で★★★★★を得た3社について項目ごとの評価をみると、強さに違いがあるのがわかる。日経SDGs経営大賞を受賞したコニカミノルタは、調査回答637社中で唯一、4項目すべてで最高格付けを獲得した(環境価値の★★★★★企業はなく、4.5が最高となる)。キリンホールディングスは「SDGs戦略・経済価値」「環境価値」、リコーは「社会価値」「環境価値」のそれぞれ2項目が最高格付けを得た。
 キリンHDとリコーを比べると、CSV(社会価値と経済価値が両立する共通価値の創造)経営を実践するキリンHDが、「SDGs戦略・経済価値」でリコーを上回った。サステナビリティの長期非財務目標「CSVパーパス」の実現に向け、各事業でコミットメントとKPIを策定するなど、SDGsへの貢献を事業戦略と連動させている。
 一方、リコーは社員参加型の支援組織「FreeWill」を1999年に発足させている。グループ10社の社員による社会貢献活動などにより、「社会貢献」で高得点を得た。

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次回のテーマは「気候変動の緩和および適応」です。

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