一般統計
一般統計とは、公的統計のうち基幹統計に対して、基幹統計以外の統計である。統計法が2007(平成19)年に改正された際に、公的統計は基幹統計と一般統計に分類された。ちなみに旧統計法では「指定統計」「承認統計」「届出統計」と分類されていた。
統計法では基幹統計について具体的に定められているが、一般統計については同様の定めがない。ただし、「統計調査」のなかで「基幹統計調査」と「一般統計調査」については定められている。
まず「統計調査」は「行政機関等が統計の作成を目的として個人又は法人その他の団体に対し事実の報告を求めることにより行う調査」と定めたうえで、「基幹統計調査」を「基幹統計の作成を目的とする統計調査」とし、「一般統計調査」を「行政機関が行う統計調査のうち基幹統計調査以外のもの」と定義している。「統計」と「調査」は区別された概念である。